撮るのが好き <|HOME|> 病院で「しょうかき……

心理学の勉強をする理由

入院した7月10日、初めて病院で食べたの昼ごはん。
煮物がとても美味しかった。出汁が口に合うのはとても幸せだ。

入院した日、心理療法士のLさん(女性)が訪ねて来てくださった。

私は放送大学のテキストに、ガムテープを貼ってタイトルを隠してから入院するつもりだった。
なぜなら、医療のプロの方々の前で、自分がそんな基礎的なテキストを勉強しているのは、恥ずかしいような気がしたからだ。

しかし、うっかりしていて、テキストをそのままカバンに放り込んだことを後悔していた。入院した日は、看護師さんやZ先生とも話をしなければならず、ガムテープを買いに行って貼る余裕はなかった。

Lさんにテキストを見られたときは、ちょっと恥ずかしかったけれど、「なぜ、心理学を勉強しようと思っているのか」を、Lさんに話すことができた。

「耳のホームページにメッセージをくださる患者さんは、病名がついたばかりだったり、手術前などで、普段と違う心理状態になってはりますよね。普段なら言わないことまで、しゃべってしまいます。後になって、しゃべったという事実を患者さんが後悔するようなら、私の接し方が失敗だったということになります」
「メニエール病という病気の性質上、手術が必要となる方はある程度の年齢に達しておられます。私はそれに比べて人生経験が浅く、『勘』だけで対処していくことには限界があると思ったので」
と話したら、Lさんは
「大事な部分をちゃんとわかってらっしゃる」
と言ってくれはった。

「話したいことは、何でも言ってくださいね」
「あの、Lさんが美人だと思います」
「……」
「……何でもって……」
「(笑)……ありがとうございます。手術がんばってくださいね」
「ハイ!」

だって本当にキレイだったんだもの。。。

7月10日の夜ごはんは、手術前に食べられる最後のご飯。 果物がなんとなく嬉しい

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