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愛することができません

 はじめに解決法1解決法2ではどうする?

■下のようなメッセージをいただきました。

イソバイドを愛することができません;s;
このページのねこちゃんなら喜んでくんかくんかするのですが・・・
イソバイドを愛する方法を是非ご伝授ください。
イソバイド歴3週間。これから3ヶ月飲めと本日言い渡されました><

【参考記事】イソバイドの多分まぁまぁ賢い飲み方



メッセージをいただき、ありがとうございます。

以下、素人が考えたことですので、誤りがあるかもしれません。

まず、お伝えしておきたいことがあります。

イソバイド歴3週間。

今までに3週間は、飲んでこられたんですよね?
よくがんばってこられましたね。

「怨憎会苦(憎む対象に出会わなければならない苦しみ)」という言葉があり、
これは「四苦八苦」の「八苦」の一つに数えられるほど、つらいものです。

毎日、毎日、愛することができないイソバイドに出会いながら、
本当にお疲れ様でした。

注目していただきたいのは、この情報です。

これから3ヶ月飲めと本日言い渡されました><

これは、お医者様の目から見て
「イソバイドの効果が上がっている」ということではないでしょうか?
まず、その点を喜んでいただきたいのです。

もし「イソバイドの効果が上がっていない」なら、
別の薬剤を試したり、新たな検査を受けたり
しなければならない可能性もあります。

何より、メニエール病独特のめまいに、
延々と悩まされることになります。
今まで3週間がんばった成果が出てきているのですよ!
本当に良かったですね!!

今すぐには「良かった」と思えないかもしれませんが、
どうか、心の片隅にでもおいておいてくださいね。


愛の問題を解決する方法は、おおむね2つにわけられるかと思います。

●相手が変わるか
●自分が変わるか

イソバイドと患者の愛については
●イソバイドが変わるか
●患者が変わるか
ということになります。

素人の手でイソバイドを変えることは無理ですので、
患者が変わるのが現実的ですよね。

患者が変えることのできるポイントとしては、次の2つがあるでしょう。
【解決法1】イソバイドの味に対する感じ方・考え方を変える
【解決法2】愛に対する感じ方・考え方を変える


 はじめに解決法1解決法2ではどうする?


【解決法1】イソバイドの味に対する感じ方・考え方を変える

私たち日本人が「ごはんに牛乳をかけて食べる」というと、
かなりびっくりする食べ方だと感じます。

しかし、ドイツやデンマーク、スウェーデンでは、
お米を牛乳で炊き上げる「ミルヒライス」というものが、
きちんとした料理として存在します。

「何を美味しいと感じるか」は、万国共通のものではなく、
習慣、風土、文化、あるいは人生のいつの時点で食べたか、
といったことによって異なるのだと考えるといいかもしれません。

イソバイドの味に対しても
「今はこんな感じ方だけれど、明日もあさっても同じとは限らない」
と思うのも一つの方法でしょう。


 はじめに解決法1解決法2ではどうする?


【解決法2】愛に対する感じ方・考え方を変える

このページのねこちゃんなら喜んでくんかくんかするのですが・・・

メッセージを下さったあなたの
「愛」のイメージは、ここにあるのだと思います。
イソバイドに対しては、そのような愛し方ができないんですよね?

私も、子猫たちの成長がとっても楽しみでした。
しかし、さすがの私でも、
子猫たちのしぐさに目を細めるのと同じ感情を、
イソバイドに対して抱くのは無理です。

ただ、思うのです。
「愛する」とは、一通りの感情だけを表すのではないんじゃないかと。
●恋愛感情
●親子愛、友愛など
●執着する心
●「好む」「好き」に近い感情、
●「とても重要だと思う」という気持ち
このような色々なことをまとめて「愛する」と表現するのではないでしょうか?
イソバイドに対する愛と、子猫に対する愛とが違ってもかまわないと思うのです。


また、子猫たちは
●しぐさが愛らしい
●慕ってくれる
などの面ばかりではなく、
▲臭いがする
▲ワガママな振る舞いをする
という面もあります。

このような、しんどい面があることがわかった上で、「可愛い」と思う。
これが愛するということですよね?

イソバイドにも同じように考えると良いのではないでしょうか?
●メニエール病の治療効果がある
▲しかし、味のインパクトが強い
これらの両方をひっくるめて付き合っていくと考えるのがいいかもしれません。



 はじめに解決法1解決法2ではどうする?


【ではどうする?】

抽象的な内容ばかりでは答えにならないので、
具体的な方法を考えたいですよね。

■イソバイドがなかった場合を想像する

イソバイドを飲むのは、
「内耳のむくみを抑える」という目的があってのことです。

内耳のむくみを放置したら?
めまいが! 吐き気が! 怒涛のようにっ!!

こう考えると
「イソバイドさんありがとう」
「お前がいないと、私はダメだぁ」
という気持ちになれますね。

■「自分だけ特別」という気持ちを利用する

イソバイドは、医師に処方箋を書いてもらった人だけがもらえます。
誰でももらえるものではありません。



「自分だけが飲むことができる!」

こういう立場に酔ってみると、イソバイドが素敵に思えるかもしれません。


■執着心を利用する

「愛する」という言葉の中には、執着心が含まれます。

・恋人や友人に離れられると惜しくなる
・お菓子を食べていて、最後の1つになった途端に残しておきたくなる
こういう気持ちになったこと、ありませんか?

イソバイドも、飲んでいるうちにビンが空くときがきます。
その時になると、なんだか「いいのか?」っていう気持ちがわきます。
この気持ちを、繰り返し思い出していると、
「イソバイドを愛する気持ち」に近いものが、味わえるかもしれません。


■「良い別れ」を意識する
これは、私の考え方なんですが、
恋人、友人、知人などの誰かと、
「今すぐ、別れなければならなくなった」という場合を想像してください。

「この人と、再会した場合に、気持ちよく接することができるか?」を考えて
●「できる」と言える人とは、うまくやっていけます。
●「できない」という人とは、何らかの方法で関係を変えないと、いずれ破綻します。

イソバイドとの「良い別れ」とは
●病気が軽くなって、イソバイドが必要なくなること
●病状が悪くなった場合には、
 イソバイドを再び飲んで、病気と付き合っていけばいいと思えること
ですよね?

それには、次の二つの相互作用が大切だと思うのです。
●今、必要とされるイソバイドはしっかり飲む
●病状に合わせて、飲む量を変化させていく

こうしてイソバイドの量を減らしていって、最後には
●味にはびっくしたけれど、飲んでいて良かった
●イソバイドのおかげで、手術療法を受けなくて済んだ

こう言える別れ方が、できるといいですね。

以上、素人が考えたことですので、誤りがあるかもしれません。


 はじめに解決法1解決法2ではどうする?

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