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今日から病気も友達 (MyISBN - デザインエッグ社)

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生活福祉資金について

メニエール病にかかって、休職・退職をする方はたくさんいます。私もお話をうかがったことがあります。

そうなると「お金の問題」を考える必要が出てきます。

こういうとき、民間のローン、キャッシングなどに頼るのではなく、まずは公的な融資制度について知り、活用することが大事です。

公的な融資制度の広告宣伝は、とても地味なので、健康なうちから積極的に情報を収集するという姿勢が、私たちにも必要です。実際に病気にかかってから、あるいは怪我・事故などに遭ってから、公的な融資制度について調べる時間はないです。

生活福祉資金貸付制度は、各地域の社会福祉協議会が実施主体となって行われている制度です。

厚生労働省:生活福祉資金貸付制度の概要
http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/seikatsu-fukushi-shikin1.html

メニエール病患者さん、とくに休職・退職に追い込まれるほど重症で、切羽詰まっている状況にある方は、真面目で几帳面な性格である場合が多いのです。その分「自分で何とかしよう」と考える方が多いのですが、結果的に問題を大きくし、周りに迷惑をかけてしまってはいけません。

病院の医療相談室のMSW(メディカル・ソーシャル・ワーカー)に相談する方法もあります。 また、市区町村が配っている広報紙の末尾には、市区町村が設置しているさまざまな相談窓口の案内があります(多くは無料です)。
実際に相談に行くかどうかはともかく「相談できる場所がある」と知っておくことで、精神的にずいぶん救われます。ぜひ一度、広報紙の後ろのほうまで、目を通してみてください。

あなたは独りではありません。

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