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寝たまま服を着替える方法

Q.めまい・ふらつきがひどく、起き上がって服を着替えるのがおっくうです。

A.寝たまま着替える・着替えさせる方法をご紹介します。
といっても、目新しいものではなく、
介護を経験している人なら、既にご存知の方法かと思います。
ご参考にでもなりましたら幸いです。


寝ている人に前開きの服を着せる流れです。
「これを人と呼んでいいか?」とは尋ねないでください。

 

1.前開きの服を半分、体にかけます。画像ではまず右半身に服をかけています。



2.服をかけた側を上にして、横向きに転がります。画像では右半身が上です。



3.背中のほうに広がっている服を、体の下に押し込みます。
できるだけ。ぐいぐい。すばやく。



4.反対向きに転がります。



5.背中のほうに広がっている服を体にかけます。



6.上を向いて服をキチンと着ます。
「この画像の状態を『きちんと』と表現して良いか?」とは尋ねないでください。





ズボンのはき方・はかせ方です。

私が個人的に「こうすれば便利だと感じた」という部分が含まれていますので、
参考程度になさってください。
また、「こんな長い尻尾があるのに、人と呼んでいいのか」とかは、尋ねないでください。


 

0.下半身の着替えを始める前に「今から着替えましょうね」と声をかけて、
 戸締りを確認しましょう。病院ならカーテンを閉めましょう。
 確認する「フリ」、閉める「フリ」だけでもやってみせると、
本人の羞恥心が和らぐように感じます。

1.ズボンに手を通して、たくし上げておきます。



2.片方の足のかかとを持って、膝下までズボンを上げます
(上げすぎると後がしんどくなります。膝下くらいがいいでしょう)。



3.もう一方の足の膝下までズボンを上げます。



4.次に股下までズボンを引き上げます。



5.数秒、腰を上げてもらい、ズボンを引き上げます。



6.寝たままどちらか一方を向いてもらい、背中の服を整え、できるだけシワが無いようにします。
シワがあると褥瘡(床ずれ)ができてしまうのです。


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