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今日から病気も友達 (MyISBN - デザインエッグ社)

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人の悪口を書かない

メニエール病というのは、外から見て分からない病気です。
誤解をされたり、わかってもらえなかったり、
あるいは「大げさ」と受け取られたり、様々な困難を生じます。

しかし、そうした一般論ではなく、
具体的に「だれそれさんが分かってくれない」という書き方をするのは、
私は差し控えたいと思います。

ほかのどんな悪口も、私は書かないことにしたいです。

「言ったモン勝ち」の怖さというものがあります。それを、私は経験したことがあります。
「先に言った人の言い分」というものが、他の人へ先入観を与えることがあります。
先に言った人の言い分が正しく、後から発言した人の言い分は言い訳、
というイメージで受け取ってしまうことが、あるのです。

一つの物事に対して、それぞれの「言い分」を聞かなければ、
本当のところは、分からないのです。
しかし、インターネット上で、個人が情報を発信できる立場になりますと、
「先に言った人の言い分」は「個人の主観である」ということを忘れがちになり、
ただの「個人の主観」が、新聞や雑誌の記事と同じような、
どっちかというと冷静な報道に見えてしまう場合があるのです。

だから、私は人の悪口は書かない、ということを心に決めています。

とはいえ、私も人の悪口を発してしまうこと、受け取ってしまうこと、
両方の場合があります。「どうしても、好きになれない人」というのは存在します。

しかし、書きません。どんなに、悔しかったとしても、悲しかったとしても。今は、書きません。

いずれ書くことができるとしたら
「その人の言い分はどうだったのだろう?」
「その人の立場は、どうだったのだろう?」
と考えられるようになったとき、が、そのときなのかもしれません。

今、悲しい思いをしたとしても。

今、手が震えるような悔しい思いをしたとしても。

いずれそうして「データ」として蓄積できるようになるまでは、書かないこと。

これを、自分に言い聞かせていこうと思っています。

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