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メニエール病と社会復帰

素人があれこれ考えただけですので、医学的な部分で誤りがあるかもしれません。

メニエール病の困ったところは、
社会復帰ができるかどうか、不安になるという点です。
病院に平日に通うためには、仕事を休まざるを得ない、という場合もあります。

社会復帰とは・・・Yahoo!辞書によると
引用)−−− 病気や事故で正常な社会活動ができなくなっていた人が、
回復して再び社会で活動するようになること。
引用ここまで)−−−
だそうです。

元いた職場に戻って、同じように働くことができる、
あるいは、元いた学校や研究所に戻って、研究ができるようになる、
それは一つの社会復帰の方法です。

しかし、社会復帰とは
「元の職場に戻って、発病前と同じように、働けるようになる」
という意味だけでは、ないようですね。

私から提案できる、社会復帰の方法が一つあります。

それは、自分が経営者側に回るということです。
個人事業主として、開業をしてしまうっていうことです。
SOHO・在宅ワークの道を選べば、自宅という比較的安全・安心な場所にいて、就業できます。

例えばライターなど文筆業の場合で、初期投資がいらない場合には、
国税庁のホームページから「開業届」をダウンロードして、
自分の居住地を管轄する税務署に、郵送するだけで、
その日から、フリーライターとかを名乗れます。

Webデザイナーやイラストレーターといった方も、
趣味である程度の土台ができている場合には、そういう手続だけで、開業できてしまいます。

メニエール病患者は、健康保険のことだけは、
めちゃくちゃ注意を払っておかなければなりません。
現在、加入している保険の「保険資格取得・喪失証明書」を発行してもらったら、
即座に市役所に言って「国民健康保険に入りたい」と言わなければなりません。
現在、どなたかの扶養に入っているという方は、
開業当初で年収が少ない(130万円未満)場合には、扶養に入り続けることも可能です。

個人事業主・SOHOのいいところは、就業時間を自分で決められる、ということです。
土日に休みを取らなくてもよく、病院に行く平日を、休日という設定にできます。

ちなみに、私はメニエール病以外にも、色々と治療を受けていますので、
月に7日〜10日くらい、病院にいく場合もあります。それでも、休むタイミングを調整し、
家族にもよくしてもらいながら、土日に集中して仕事をしています。
今のところ、仕事に穴を開けたということもありません。

また、個人事業主は新規事業を始める場合にも、誰に断る必要もありません。
例えばライターをしながら、イラストも描く、ネットショップ経営もするとか、
講師業もつとめる、といったことも可能です。

個人事業主は、3年以内に廃業する人が、多いのは事実です。
もしも、メニエール病があまりにつらいから、といった理由で、廃業する、
あるいは、どこかに雇われて社員となるほうが、やっぱりいい、という場合には、
廃業届を出せばいいです。

個人事業主・SOHOは、「事業を大きくしたい」という人ばかりでは、ないです。
収入がゼロであるよりは、あったほうがいい、という程度に考えている人もいますし、
個人事業主として、大成功したいという人もいます。
また、法人成りをするほど成功する人もいます。

大きく成長したいという風に願うかどうか、
あるいは、自分のできる範囲のことを、続けていきたいと思うかどうかは、
また別に考えるとしたほうが、よいでしょう。
私は、どちらかというと「自分のできる範囲のことを・・・」と考えるほうです。

もしも、個人事業主としての社会復帰がどのような感じが、
知りたいという方がいらっしゃれば、当方からお話できることも、あるかもしれません。
仕事の斡旋というのは、権利・責任問題も絡んできますので、すぐにはお返事できませんが。

メニエール病の程度が進行して、電話での会話が不可能といった場合にも、
最近では、メールとFAXで仕事を進めさせてくださる会社も、ありますよ。

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