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思い出してください、弱い阪神タイガースを

※2009年5月に書いた記事です※
メニエール病めまい発作を予防するには、
ストレスを軽減したり、小さな楽しみを持ったりすることが、有効です。
私が持っている「小さな楽しみ」をご紹介します。

※※※ただし、医学的根拠に基づくものではなく、私の趣味に基づくものです。
  素っ頓狂な方法も含まれている可能性があります※※※


今シーズン開幕以来、なんだか冴えない試合が多い阪神タイガース。
中継ぎ、抑えの投手陣に不安な部分が多く、打線も「続かない」という問題があります。
一日に12点も取らなくても、分散させて4点ずつ3日かけて取るほうがいいのに・・・、
と不満を抱いてしまいます。

しかし、だからといって私は
「阪神タイガースのファンをやめよう。そうすることでストレスから解放されよう」
なんて言うつもりはありません。
「現実を冷静に見つめながらも、それでも阪神タイガースが好きだといえる」
ということが、ファンであるということだと、私は思います。

現在メニエール病にかかって苦しんでいる方々は、
18年間も阪神タイガースが優勝できなかったことを、ご存知でしょう。

常負球団・弱小球団であった阪神タイガースのファン心理について、ある方が解説してくれました。

1.阪神が勝つ → 喜ぶ
2.阪神が負けても、巨人が負けたら → 喜ぶ

そう、これは1.だけですと、喜ぶ回数が少なすぎるから、
2.が現れたのです。現在、中日が負けると・・・、も加わっています。

私は、メニエール病の人々が、野球を観戦(テレビ・ラジオ)できるのは、
たのしくて、ストレス解消にもなるので、とてもよいと思います。

しかし、今シーズンこれまでの戦いを見て、どうかがっかりしないでください。
どうか、思い出してください。18年間を。
4年連続最下位だの、N監督の妻が脱税やら経歴詐称やらなんやらした、だの、
不名誉な話題しかなかった時代を。

2002年に「4位だ!!」「最下位脱出だ!!」と、
まるで優勝したかのような歓喜の声を上げていたことを、思い出してください。

確かに現在の阪神タイガースには、不安材料がいっぱいあります。
正捕手と守護神を欠いての戦いは、確かに不安ばかりです。

でも、それがどうしたと、言うのでしょう? 
18年間の暗黒時代、不安のなかった年なんてありませんでした。
今さら1年くらい、不安でいっぱいの年があったって、大したことはありません。

強い阪神タイガース。無敵の阪神タイガース。
ここ数年の戦いぶりを見て、そういう幻想を持ってしまうのは、よく分かります。

でも、たかが数年の戦いで、18年間にわたって構築された価値観を、一気に覆すのは無理なのです。

負けたっていいじゃないですか。元に戻っただけです。

こういう考え方を、負け犬根性というのかもしれません。
しかし、あなたのメニエール病
「また負けた・・・」というストレスで悪化したとしても、
阪神タイガースが何かしてくれるわけではないのです。

阪神見るなら、冷静に。

このことが重大なポイントとなるでしょう。

また、負けた後、冷静になる訓練は、
メニエール病の発作が起こったとき、
精神的な興奮を抑えるための訓練にもなります。
自律訓練法、自己暗示法など、方法はあります。是非身につけておいてください。

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