近況報告 2018年11月6日

耳のホームページをご覧いただきありがとうございます。

2018年は、私にとって大きな変化がおきた年です。

1月にセミナー講師としての仕事を始めました。ライターになりたいが、その方法が分からない人に向けて、今日明日から実践できる方法をお話するセミナーが初めての仕事でした。

東京の医療用電子機器を販売する会社様に招聘いただいてのセミナーも、5月には行うことができました。文章力向上をテーマとしたセミナーでしたが、医療に関わりの深い皆さんには、病気のことについてもお話しをさせていただきました。

少人数のセミナーにはようやく慣れ、いっぽうで数十人単位の中規模セミナーではまだまだ緊張していた6月、大阪北部にある某大学の授業に呼んでいただき、スピーチをしました。看護師を目指すみなさんに、夢をあきらめず頑張ること、生涯学習の大切さなどがテーマでした。

講演中にパニック障害の発作が出てしまったけれど、看護師を目指すみなさんの知識になればと思い、そのままの姿を見ていただくことができました。

さて、私は耳のホームページでも、それ以外の場所でも
「病気を駆逐しようとか、不屈の精神で頑張ろうとか考えるのはやめよう」
「たとえ家から出られなくても、家の中で働き、ご飯を食べて、眠ることができれば問題ないじゃない」
と伝えたく思っています。

セミナーの依頼が増えて、
「私はどんな話がしたいのかを確立しなければ、自分を見失う」
という危機感を覚えるようになり、改めて上記のような「自分の言いたいこと」を確認したのが、9月ごろのことでした。

10月になり、プロ講師のマネジメント事業を手掛ける会社様に、私も登録してもらうことができました。

「この人は、プロの講師だよ」と認められた気がして、本当に嬉しく思いました。

ライターになるための方法をお話するセミナーにも、病気や障害によって、正社員として働くのがまだ難しい、という人が参加してくださるようになりました。

「自宅で働く方法がある」と、Webサイトや執筆活動で伝えるだけではなく、「話す」という方法でも伝えることができるようになりました。

思えば、これほど変化の大きかった年は、経験がありません。お医者様にも、受診のたびに「少し調子は悪いけれど、今は非常事態だからそれどころじゃない!!」と伝えては、「毎月そう言っている」と笑われたほどです。

日本全国を移動するため、飛行機、新幹線、高速バス、夜行バス、高速艇、フェリー、その他のあらゆる交通手段を利用もしました。20代のころ、10分と乗り物に乗ることができなかった自分が、今の私を見たらきっとパニックを起こすのでは、と思います。

耳のホームページをご覧くださった皆さま、主治医として身体を診続けてくださった先生がた、友人や家族、セミナーを受講して下さった皆さんにも感謝しながら、生きていきたいです。

2018年は、あと2か月ありますが、小さなヨットで大海原に漕ぎ出してしまったようなこれまでを振り返り、今後を充実させるためにも、近況報告としてまとめさせていただきました。

まだ、あと2か月ある2018年ですが、小さなヨットで大海原に漕ぎ出してしまったようなこれまでを振り返り、今後を充実させるためにも、近況報告としてまとめさせていただきました。

美辞ん堂ふゆう 河野陽炎

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